イタリア財政不安の後退で下げ渋り/後場の投資戦略
2018年10月3日 12:27
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;24257.21;-13.41TOPIX;1820.94;-3.09
[後場の投資戦略]
日経平均は利益確定の売りが先行して一時3ケタの下落となったものの、前場中ごろを過ぎると急速に下げ幅を縮める展開となった。イタリア政府が単年度財政赤字の国内総生産(GDP)比率について、2021年に2%に低下させる方針を19年予算案に盛り込む方向だと海外メディアで報じられており、同国の財政不安が後退したことが円相場の反落に弾みを付けたようだ。外部環境の改善を支えに後場の日経平均は底堅く推移しそうだ。
ただ、9月の米販売が低調だったトヨタ自などの自動車株はやや下げが目立っており、押し目買いも業種や銘柄で選別する動きが出てくる可能性がある。来週にかけて小売大手の決算発表が予定されているほか、今月下旬からは7-9月期決算発表も本格化する。為替の円安進行で輸出企業を中心に業績期待が高まっているが、貿易摩擦などの影響を見極めたいところだ。(小林大純)《AK》