CRI・ミドルウェアはサウンドミドルウェアの大型アップデートが注目され年初来の高値に進む

2018年9月19日 10:58

■より簡単かつ効率的にツールを扱えるようになり「東京ゲームショウ2018」で先行展示

 CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は19日、再び上値を追い、10時30分を過ぎては10%高の2955円(276円高)前後で推移し、年初来の高値を更新している。音声や映像・動画に関する開発用ソフトの専業大手で、18日、「サウンドミドルウェア『CRI ADX2』を大型アップデート」(GUI刷新であらゆる開発ステージで使えるミドルウェアへ)と発表。注目が強まった。

 発表によると、このたびのサウンドミドルウェア「ADX2」の大型アップデートでは、主にGUIを大きく刷新する。これまではサウンドデザインの用途で使われることが多かったADX2のツールだが、最近は開発フローの細分化により、サウンドのプレビューやデータの管理などにも使われることが多くなった。今回のアップデートでは、作業内容に応じて8つのGUIを搭載。その作業に必要な操作パネルのみが表示されるようになり、より簡単かつ効率的にツールを扱えるようになる。

 このアップデート実施に先んじて、今週開催される「東京ゲームショウ2018」(ビジネスデイ9月20~21日)で「ADX2」を先行展示するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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