VIA C3に隠し機能 一般プロセスでも無制限でメモリやハードウェアへアクセス
2018年8月13日 22:54
2001年にVIAが発表したx86互換CPU「C3」の「Nehemiah」版に非公表の機能が存在し、これを利用することで特権を得ることができるという脆弱性が発見された(デモや詳細公開しているGitHubリポジトリ、tom's HARDWRE)。
昨今のCPUには「リングプロテクション」という特権レベル管理機構があるが、この命令を実行することで最高の特権を得ることができ、例えば一般プロセスから無制限にハードウェアやほかのプロセスにアクセスするといったことが可能になるそうだ。
発表によると、問題のCPUにはx86コアとは別の小型のコアが組み込まれており、レジスタの特定のビットを操作することでこのコアが有効になるという。このコアを有効にして特定の形式でx86命令を与えると、その命令は全てのメモリ保護や特権チェックをバイパスした状態で実行されるという。
C3はすでに生産終了となっているため今後影響が拡大する可能性は少ないものの、C3を採用しているシステムはまだ現存する可能性があるため注意は必要なようだ。
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