英宇宙局、火星探査車の名前募集を開始

2018年7月22日 23:46

英国宇宙局(UKSA)は20日、2020年に打ち上げを予定している欧州宇宙機関(ESA)の火星探査計画ExoMarsで使用する火星探査車の名前募集を開始した(ESAのニュース記事名前募集ページ規約)。 英国で作られたExoMars探査車は2021年に火星着陸予定。火星の地表を移動して地下の岩石サンプルを採取・分析し、生命の痕跡を探すESA初の火星探査車となる。 応募には探査車の名前のほか、理由や応募者の名前、電子メールアドレス、居住国などを入力する必要がある。既に他の宇宙探査ミッションで使われている名前や、今後のミッションでの使用が決まっている名前は選考の対象外となる。 賞品は探査車が組み立てられたイングランド・スティーブニッジのAirbus施設見学ツアーだ。ただし、現地までの旅費は受賞者が負担する必要がある。 なお、ESAの火星探査ミッションでは、2003年のMars Expressの着陸機Beagle2、2016年のExoMars 2016の着陸機Schiaparelliともに着陸に失敗している。 

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