ファーストサーバ、「Zenlogic」障害の原因や対応など公開

2018年7月19日 10:18

 6月19日から7月10日までの長期に渡って障害が発生していたファーストサーバのホスティングサービス「Zenlogic」だが、同社がこのトラブルに関する報告を同社サポートサイトで公開している。

 これによると、障害の発端はストレージシステムにおける「想定を上回る負荷上昇による一時的な高負荷状態」で、この問題への対策のために行ったネットワークトラフィック制限設定の一部が不適切なものになっていたことや、ストレージシステムの増強および設定変更に伴って大量のデータ移行が発生したことが原因でストレージシステムの高負荷状態が長期に渡って続いていたという。

 なお、ファーストサーバはヤフーのインフラを使用しており、障害対応やメンテナンスなどの作業はすべてヤフー側で実施されたという。

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