日経平均は122円高でスタート、ファーストリテやTDKが牽引

2018年6月7日 09:40


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22748.72;+122.99TOPIX;1786.61;+9.02

[寄り付き概況]
 7日の日経平均は前日比122.99円高の22748.72円と4日続伸して始まった。6日のシカゴ日経平均先物は大証比110円高の22750円で引けており、概ねその水準での堅調なスタートとなった。欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事が14日の次回理事会で量的緩和の規模を徐々に縮小していくことが妥当か議論すると発言したことで、ECBが金融政策の正常化に向けた準備に入るという観測が急速に強まった。これによりドイツなど欧州主要国の国債利回りが上昇、米国債の利回り上昇にも波及した。相場の地合いが改善している米株式市場では長期金利の上昇を材料に金融株を買う動きが強まった。貿易摩擦を巡る過度の警戒感も和らいだことで資本財のグローバル企業にも買いが強まり、6日のダウ30種平均は力強い上昇となった。ハイテク株を買う動きも継続し、ナスダック総合指数は過去最高値の更新を続けた。為替市場では欧米の長期金利の上昇を受け、対ユーロ・対ドルで円が売られ、ドル円相場は1ドル=110円台に乗せて推移している。米株高と円安を好感し、本日の日本株市場で相場の地合いは良好となっているようだ。

 前場の寄り付き状況をみると、セクターでは銀行、非鉄、機械が堅調な一方、鉱業、石油、情報・通信が軟調な動きにある。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、ダイキン<6367>が牽引役の一方、アステラス薬<4503>、日本ハム<2282>、電通<4324>が重石となっている。《US》

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