まぐろどん:証券会社のレーティング情報から短期上昇銘柄を狙う【FISCOソーシャルレポーター】

2018年4月4日 11:02


*11:02JST まぐろどん:証券会社のレーティング情報から短期上昇銘柄を狙う【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家まぐろどん氏(ブログ「証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年3月31日15時に執筆

株式市場では国内外の証券会社各社から毎日、多数のレーティング情報がリリースされています。これらはアナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い・売り」などのレーティングを付与しています。

リリース直後は一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティング情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも数多くありますが、いくつかの条件が合えば人気が継続するものもあります。

そこでレーティング情報を15年間、研究し続けた「まぐろどん」が、リリース直後の値動きが一巡した先週のレーティング情報から1~2週間程度の短期間で注目される銘柄を紹介します。


三菱UFJ<8306>

SMBC日興証券が3月27日に投資判断を「2→1」に、目標株価を810円→865円にそれぞれ引き上げたことが伝わっている。

株価はこれまで調整基調だったが、レーティング公開に対して窓を空けて上昇するなどポジティブに反応。買い一巡後は戻り売りに押されているが、750円処を航行する200日移動平均線程度までの戻りを狙えそうな好パターン。ただし、680円処を割り込むような場面があれば仕切り直しとなりそう。


ニトリHD<9843>

大和証券が3月29日に投資判断「1」を据え置き、目標株価を1万8000円→2万1000円に引き上げたことが伝わっている。

チャートは3月27日に長い下ヒゲを残して反発した次の日に、大陽線を引くという、買い安心感が広がりやすい形状。円高による業績上方修正期待も株価の後押し材料。レーティング公開後の高値を抜けてきたことで、2万円台を視野に入れた動きが予想される。


光通信<9435>

SMBC日興証券が3月26日に投資判断「1」を据え置き、目標株価を1万0000円→1万9000円に引き上げたことが伝わっている。

レーティング公開を受けて株価が急伸し、短期間で株価が10%超も上昇。ただし、短期的な過熱感が台頭し、買い一巡後は1万7000円処で一服している。こうした中、仮に5日移動平均線が株価を下から突き上げる形で再動意となれば、目標株価1万9000円の達成も現実味を帯びてくる。


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執筆者名:まぐろどん
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」《SK》

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