【銘柄フラッシュ】JMCなど急伸しマネックスGはコインチェック買収の観測が出て急伸

2018年4月4日 07:20

 3日は、東証1部の値上がり率1位にマネックスグループ<8698>(東1)が入り、後場、仮想通貨の巨額流出事件のコインチェック(東京都渋谷区)に買収を提案とする日本経済新聞電子版の報道が伝えられ、13時過ぎから急伸しストップ高の23.3%高。

 2位はインソース<6200>(東1)の10.9%高となり、2日に4月末を基準日とする株式分割(1対2)を発表し、2月以降も右肩上がりの好波動などが見直されて高値を更新。

 3位はアイ・エス・ビー<9702>(東1)の10.7%高となり、4月2日に「国際無線標準通信規格『Wi-SUN enhanced HAN』準拠プロトコルスタックを開発」と発表しており、後場は一段ジリ高基調となって高値を更新。

 フュートレック<2468>(東2)は1年近く調整相場が続いているため売り飽き感があるとされ、音声認識技術により17言語に対応してGPSで自動的に観光ガイドや情報提供を行う多言語観光ガイドシステム「U・feel(ユーフィール)」などが言われて安値圏から出直り10.5%高。

 サイオス<3744>(東2)は東京大学の研究室を母体とする「エピゲノム」専門解析企業の株式会社Rhelixa(レリクサ)との提携が引き続き材料視されて出直りを強め6.4%高。

 JMC<5704>(東マ)は引き続き「当社初の海外企業との販売委託契約締結について」(3月30日発表)などが材料視されて3日連続大幅高となり17.9%高。RPAホールディングス<6572>(東マ)は27日に新規上場となり、AI(人工知能)による事務作業代行などオフィス版のロボットソーシングサービス事業は類似銘柄がないとされて上値を追い17.2%高と高値を更新。

 サカイホールディングス<9446>(JQS)は電力会社の送電線の利用を効率化する政府方針が太陽光発電事業にとって追い風とされて出直りを強め13.0%高。カイノス<4556>(JQS)は引き続き「血栓性血小板減少性紫斑病」に関する診断用医薬品の保険適用が材料視され、2日のストップ高に続いて12.7%高と大幅続伸。サンオータス<7623>(JQS)は第3四半期報告書の提出期限を延長中で、延長後の提出期限は4月18日としたためそろそろ注目との見方があり一時高値を更新し10.1%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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