マザーズ指数は3日ぶり反発、サイバーダイン急伸、IPOみらいワークスは初値持ち越し/マザーズ市況

2017年12月19日 17:13


*17:13JST マザーズ指数は3日ぶり反発、サイバーダイン急伸、IPOみらいワークスは初値持ち越し
 本日のマザーズ市場では、初値高騰した直近IPO銘柄を中心に、大きく売られる銘柄も散見された。しかし、マザーズ時価総額上位のサイバーダイン<7779>が急伸して指数をけん引したほか、材料性のある銘柄の一角にも物色が向かった。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で1085.34億円。騰落数は、値上がり100銘柄、値下がり140銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、サイバーダインがマザーズ売買代金トップとなり、9%を超える上昇で年初来高値を更新した。「医療用HAL」が米国で医療機器承認を取得したと発表している。また、PKSHA<3993>が急動意を見せ13%超高。DMP<3652>はストップ高水準で本日の取引を終えた。その他、ドリコム<3793>、ミクシィ<2121>、ソレイジア<4597>などが上昇し、中村超硬<6166>は小幅高となった。一方、ジーニー<6562>、イオレ<2334>、LTS<6560>といった直近IPO銘柄で換金売りが強まり、揃ってマザーズ下落率上位に顔を出した。その他、GNI<2160>、ロコンド<3558>、一家ダイニング<9266>などが下落し、SOSEI<4565>も小幅に下げた。
 なお、ナレッジスイート<3999>は上場2日目の本日、公開価格の約2.5倍となる高い初値を付けた。すららネット<3998>の初値は公開価格の約2.1倍だった。また、みらいワークス<6563>は買い気配のまま初値が付かなかった。《HK》

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