【株式市場】海外市場から円高が一服し日経平均は一時297円高まで急反発

2017年12月7日 12:09

◆日経平均の前引けは2万2457円74銭(280円70銭高)、TOPIXは1785.26ポイント(19.84ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億8904万株

 7日(木)前場の東京株式市場は、6日に進んだ円高が海外市場から一服し、株価指数の先物が先行高。トヨタ自動車<7203>(東1)などが反発し、日経平均は140円高で始まった後も上値を追い、10時にかけて297円76銭高(2万2474円80銭)まで上げた。ただ、米トランプ大統領の方針を受けてパレスチナ情勢に対する不透明感が拭えないとの見方があり、日経平均はその後一進一退。前引けは280円70銭高(2万2457円74銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 米NASDAQ指数の反発を受けてディスコ<6146>(東1)などの半導体関連株が上げ、アイビーシー<3920>(東1)はIoTデバイスのセキュリティー対策が材料視されて2日連続ストップ高。手間いらず(旧・比較.com)<2477>(東マ)やクラスターテクノロジー<4240>(JQS)は好業績相場が再燃とされて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億8904万株、売買代金は1兆2069億円。1部上場2045銘柄のうち、値上がり銘柄数は1794銘柄、値下がり銘柄数は197銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は31業種となり、値上がり率上位の業種は、倉庫・運輸、その他製品、建設、陸運、金属製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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