ロックオン Research Memo(6):2018年9月期も先行投資フェーズ。売上の成長を優先する方針

2017年12月1日 15:26


*15:26JST ロックオン Research Memo(6):2018年9月期も先行投資フェーズ。売上の成長を優先する方針
■今後の見通し

現時点でロックオン<3690>は、2018年9月期通期業績に影響を与える未確定な要素が多いため、業績予想を公表していない。例年第2四半期の決算時に通期予想を公表しており、2018年9月期も同様のスケジュールとなるだろう。

売上面では、開発及び販売で積極的な投資を行うマーケティングPF事業で30%前後まで成長を加速させたい考えだ。一方で商流PF事業(EC-CUBE)は維持、商流PF事業(SOLUTION)は関連会社への業務移管が2017年9月期下期でほぼ完了したため、売上高は下げ止まる見込みだ。

利益面では、2018年9月期も投資フェーズと位置付けているため、成長を重視して投資を継続する。マーケティング&セールスのコストは、売上対比で前期実績に近い30%(前期は29%)をめどにしっかり使う方針である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)《NB》

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