【株式市場】材料株は強いが日経平均は後場126円安の場面があり4日ぶりに反落

2017年11月27日 15:52

◆日経平均の終値は2万2495円99銭(54円86銭安)、TOPIXは1776.73ポイント(3.83ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億7234万株

 27日後場の東京株式市場は、円相場が高どまりの感触になり、トヨタ自動車<7203>(東1)やソニー<6758>(東1)が徐々に上げ幅を縮め、日経平均も前引けの75円安から徐々に下げ幅を拡大。14時にかけて126円64銭安(2万2423円40銭)まで下押す場面があり、終値では4日ぶりに反落した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高いが、東証2部指数は安い。

 後場は、ソースネクスト<4344>(東1)がスペイン企業とアプリ開発での提携などの材料が再燃とされて一段ジリ高となり、マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)はヤフーオークションの新サービスにおける出張買い取りで連携との発表が材料視されて4日連続ストップ高。スペースシャワーネットワーク<4838>(JQS)は6人組ミュージシャン「Suchmos(サチモス)」の全国ツアーが人気との見方があるようでストップ高。

 東証1部の出来高概算は少なめで13億7234万株(前引けは6億8135万株)、売買代金は2兆4323億円(同1兆2198億円)。1部上場2038銘柄のうち、値上がり銘柄数は945(同990)銘柄、値下がり銘柄数は999(同942)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は10業種(前引けは12業種)にとどまり、値上がり率上位の業種は、その他製品、石油・石炭、海運、保険、陸運、ゴム製品、水産・農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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