オーストラリアの固定無線基地局タワー、オウムにスペアケーブルかじられる

2017年11月7日 06:54

headless曰く、 オーストラリア全土でホールセール型ブロードバンド網の構築を進める国有企業nbnでは、固定無線基地局タワーにスペアとして配備している電源ケーブルや光ファイバーケーブルをオウム(キバタン)がかじり、破損してしまう被害に悩まされているそうだ(nbnのブログRegisterBBC NewsRuralweekly)。

 オウムは伸び続けるくちばしを削り、シャープさを保つために木の皮などをかじる習性がある。スペアケーブルには金属製の網組がかぶせられているため、くちばしの削りやすさがオウムに気に入られたようだ。使用中のケーブルにはプラスチック製の被覆がかけられており、オウムにかじられる被害は発生しない。

 しかし、nbnの固定無線基地局タワーは2,000か所近くあり、スペアケーブルの被害は実際に見に行かないと確認できないのが問題だ。ケーブルは修復不可能なレベルまでかじられるため、交換すれば1本あたり1万オーストラリアドルの費用がかかる。すでに8本の被害が確認されており、最大200本の被害を見込んでいるとのこと。そのため、対策として1個14オーストラリアドルの小さなプラスチックケースを導入し、スペアケーブルの終端にかぶせる計画だという。

 オウムによる被害が発生しているのはnbnだけではない。オーストラリアの通信産業全体の被害額は、年に数百万オーストラリアドルに上るとのことだ。

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