慶応大学、iPS細胞から心筋細胞を大量に作製する手法を開発
2017年10月11日 23:19
慶應大学が10月6日、ヒトiPS細胞および分化心筋細胞を大量培養することに成功したと発表した。これを利用して心臓の筋肉細胞を培養し、心不全患者に移植する臨床研究を進めるという(NHK、読売新聞、朝日新聞)。
研究グループは、ヒトiPS細胞用の未分化維持培養液を使用し、10層構造の多層接着培養プレートを使って培養を行った。このとき、酸素や二酸化炭素を強制的に通気するシステムを使うことで、安定して培養を行うことが可能になったそうだ。また、作製された分化細胞を無グルコース無グルタミン乳酸添加培養液でさらに培養することで、安全性の高い心筋細胞を大量に作製することができ、作製された細胞の凍結保存にも成功したとのこと。
関連記事
最新記事
- NVIDIAら、実機ロボットの研究開発を完全自動化するフレームワーク「ENPIRE」発表―AIが検証からコード修正まで実行
- Z.aiが「GLM-5.2」のオープンウェイトを公開、性能はClaude Opusに迫るもAPI経由のデータ送信に中国法上のリスク指摘
- 【内部リーク】Metaが数千人の技術者をAI訓練用のデータ作成に投入、社内からは「強制収容所」と自虐する不満が噴出
- 『R-Type Tactics I・II Cosmos』が6プラットフォームで海外発売へ―幻のPSP続編が16年越しに初の英語化
- ChatGPTのシェアが初の50%割れ、GeminiとClaudeが猛追――Sensor Tower調査