絶滅危惧種ミヤコカナヘビ、人が持ち込んだニホンイタチが捕食

2017年9月28日 07:34

 沖縄県宮古島やその周辺の離島に生息する絶滅危惧種の「ミヤコカナヘビ」が、ニホンイタチに食べられる被害が確認されているという(NHK宮古毎日新聞)。

 沖縄県では2016年度からニホンイタチ対策事業を実施しているとのことで、ニホンイタチの糞から都カナヘビの骨や後肢などが確認されたという。ニホンイタチがミヤコカナヘビを捕食している可能性は以前より指摘されていたが、実際に確認されたのは初めてとのこと。

 ニホンイタチは50年ほど前にクマネズミなどによる農業被害を減らすために宮古島に持ち込まれたものだそうだが、宮古諸島の生態系を損なっていたことが実際に確認されたため、今後駆除・防除を検討するという。

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