ドイツ、300人のボランティア使った顔認識システムの試験に懸念
2017年8月31日 16:23
あるAnonymous Coward曰く、 ドイツ・ベルリンのズートクロイツ駅に、試験的に顔認識カメラが設置されたそうだ。6か月にわたってボランティアによるシステムのテストが行われるとのことだが、これに対し懸念が集まっているという。
同駅はベルリン内でもっとも大きな乗換駅の1つとのことで、毎日数千の乗客が利用するという。このシステムはドイツ政府が主導するものだが、懸念とされているのは過度に多くの情報を収集するのではないかという点。300人のボランティア参加者はこのプロジェクトのための発信装置を携帯するのだが、ドイツのプライバシーとデジタル著作権機関である「Digitalcourage」の活動家であるPaul Gerstenkorn氏によると、プロジェクトの参加ボランティアは当初聞かされていた以上のデータを取られていると主張する。それによれば、ボランティアは周囲温度、バッテリー状態、信号強度のデータを取る送信するトランスポンダーを持たされていたという。しかし、実際にはテスターの角度と加速度も記録しているとしている。
逆にデータ保護委員会のAndrea Vosshoff氏は、今回のテストで得られるデータは簡単な情報しかなく警察の役に立たないとして、一時的にプロジェクトを中止するよう求めている。ドイツ連邦内務大臣は現時点での試験結果に満足しているという(DW、TECHABLE、Slashdot)。
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