ボルテージ 17/6期は減収減益、18/6期はターゲット層を拡大してコンテンツ開発を行う

2017年8月15日 11:21


*11:21JST ボルテージ---17/6期は減収減益、18/6期はターゲット層を拡大してコンテンツ開発を行う
ボルテージ<3639>は14日、2017年6月期通期の連結決算を発表した。売上高は前期比21.4%減の88.20億円、営業利益は同73.4%減の1.41億円、経常利益が同67.5%減の1.58億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同88.5%減の0.24億円となった。

売上高については、実験作・その他が増加したものの基幹シリーズ及び新シリーズが大幅に減少したため、減収となった。2017年6月期は改革期として大規模な組織改革を行い様々な仕込みを実行してきたが、業績への寄与は2018年6月期以降を見込んでいる。利益面については、広告宣伝費の抑制等により大幅に減少したが、売上の減少を補てんするには至らず、減益となった。

2018年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.4%増の100.00億円、営業利益が同112.5%増の3.00億円、経常利益が同89.0%増の3.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同684.1%増の1.90億円を見込んでいる。「カジュアル/カジュコア」向けのみから、コア層を加え、「カジュアル」+「カジュコア/コア」の2輪展開するとしている。「カジュアル」は好きなゲームをライトに楽しむ層、「コア」は好きなゲームに没頭・熱狂する層で、「カジュコア」はカジュアルとコアの間に位置する層としている。同社は従来「カジュアル/カジュコア」のみをターゲットとしてきたが、昨今のコア層の急速な市場拡大を受け、「コア」への取り組みを積極的に行う。消費行動が似ているカジュコア層とコア層を合わせ、「カジュアル」+「カジュコア/コア」の2輪展開でコンテンツを開発していく。《TN》

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