有機ELの研究者、スマホディスプレイは今後数年でほとんど有機ELに
2017年8月14日 21:28
次期iPhoneが有機ELになるという話がここ数年出ては消えているが、白色有機ELの発見者として知られる山形大学の城戸淳二教授曰く、スマートフォンなどで使われる中型・小型液晶はあと1〜2年で有機ELに変わるという(PC Watch)。
初代Galaxyは有機ELだったなとか、Vitaとかあったな、と意外と古い有機EL搭載ガジェットの歴史であるが、ついにディスプレイといえば有機ELが主流の時代がやってくるのだろうか。
個人的には液晶でも十分きれいだが、冷陰極管の液晶ディスプレイが急速に衰退したように、有機ELシフトが起こるのかもしれない。そしてジャパンディスプレイは有機ELの量産に成功するのだろうか。
山形大学には「有機材料システム研究推進本部」が設置されており、有機エレクトロニクス関連の研究が盛んだそうだが、城戸教授によると日本には有機ELの実用化のために必要な技術がすべてあるのに何もできなかったとし、「企業の経営者が無能すぎる」と批判している。そのため、同大学では大企業に頼らずに研究を進めているという。「いま、材料もプロセスも買ってくれるのは中国がおも」とも述べている。
また、有機ELの問題としては焼き付きがあるが、これは「10年経過したときの話」だそうで、数年で製品寿命が終わる製品では問題ないそうだ。
関連記事
最新記事
- NVIDIAら、実機ロボットの研究開発を完全自動化するフレームワーク「ENPIRE」発表―AIが検証からコード修正まで実行
- Z.aiが「GLM-5.2」のオープンウェイトを公開、性能はClaude Opusに迫るもAPI経由のデータ送信に中国法上のリスク指摘
- 【内部リーク】Metaが数千人の技術者をAI訓練用のデータ作成に投入、社内からは「強制収容所」と自虐する不満が噴出
- 『R-Type Tactics I・II Cosmos』が6プラットフォームで海外発売へ―幻のPSP続編が16年越しに初の英語化
- ChatGPTのシェアが初の50%割れ、GeminiとClaudeが猛追――Sensor Tower調査