明星電気は本日の四半期決算発表など注目され大きく出直る

2017年8月8日 11:13

■台風5号の到来を受け、台風を直接観測する「ドロップゾンデ」も材料視

 宇宙衛星機器などの明星電気<6709>(東2)は8日、4%高の103円(4円高)をつけ、この銘柄にしては大きく出直っている。8日に第1四半期決算を発表する予定のため期待感があるほか、台風の直接観測に用いる「ドロップゾンデ」に注目して材料視する様子もある。

 前3月期は営業・経常・純利益とも赤字だったが、今期・2018年3月期は各利益とも黒字を回復する見通しだ。また、7月下旬、台風の直接観測に向けて名古屋大学がドロップゾンデの投下試験をスタートし、明星電気がこの装置のの開発・製造・実験協力を行っていると発表した。8日は、ちょうど台風5号が日本列島を縦断するコースを取り、各地に豪雨や強風をもたらしたため、関連づけて同社の技術などに注目する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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