カゴメは業績・配当見通しの増額修整が好感されて活況高
2017年7月24日 10:03
■野菜生活など好調で猛暑関連株として注目する様子も
カゴメ<2811>(JQS)は24日、取引開始後に3455円(75円高)をつけて出直りを強め、出来高が10時にかけて7月以降の一日平均を上回っている。21日の取引終了後、業績・配当見通しの増額修整を発表し、第2四半期の連結経常利益(2017年1~6月累計)場合、従来予想を25%引き上げ、純利益は同じく34%引き上げたことなどが好感されている。また、猛暑関連株として注目する様子もあるようだ。
発表によると、国内の飲料事業において、新しい飲用シーンを提案した野菜生活「100Smoothie」シリーズが計画を上回り好調に推移。機能性表示食品として発売したトマトジュースも引き続き好調に推移した。また、中期重点課題である「収益構造の改革」に継続して取り組んだことなども増益に貢献した。12月期末の配当予想は1株当たり28.0円(期初予想から1.0円の増配)の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)