フマキラーが急反発、ヒアリ茨城県でも見つかり「国内での確認8例目」と伝えられる

2017年7月18日 09:26

■半値押しの水準まで調整しテクニカル的にはタイムリーな「発見」に

 フマキラー<4998>(東2)は18日、出直りを強めて始まり、取引開始後に7%高の1177円(73円高)をつけて3日ぶりに反発している。17日、ヒアリが茨城県・常陸太田市でもみつかり、「国内でヒアリが確認されたのはこれが8例目で、港湾エリア以外の内陸で見つかったのは愛知県春日井市に続いて2例目です」(テレ朝ニュース7月17日付より)などと伝えられ、殺虫剤の需要に再び期待が盛り上がった。

 ヒアリ対策関連株として、6月末の961円からでも7月10日まで1370円まで4割高。直近は1100円前後まで下げ、騰勢を強めてからの上げ幅のほぼ半値押しの水準まで調整していた。テクニカル的には反発してもいい水準まで調整したところにタイムリーな材料が登場した形になり、「N字型」の再上昇がイメージできる状態との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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