アイリッジは墨田区で地域コミュニケーション活性化に向けた実証実験を開始

2017年7月11日 15:19

■風雅プロモーション、NTTデータと共同で開発

 アイリッジ<3917>(東マ)は、「フウガドールすみだ」(日本フットサルリーグ(Fリーグ)に所属)を運営する株式会社風雅プロモーション(東京都墨田区)、株式会社NTTデータ<9613>と共同で「フウガドールすみだ」のファンクラブ会員と墨田区事業者をつなげる地域コミュニケーションのプラットフォームとして、「フウガドールすみだ」の会員アプリを開発すると発表した。同会員アプリは、2017年8月から配布を開始し、スポーツクラブの会員アプリを通じて、地域コミュニケーションの活性化を図ることを目指し、実証実験を行う。

 近年、スポーツを通じた地域活性化が注目されている。スポーツの運営主体であるスポーツクラブは地域に根ざした存在であり、熱心なファン・サポーターを抱えているケースが多く、地域におけるコミュニケーション・ハブ機能を果たす上で、スポーツクラブの存在は有意義である。

 同実証実験は、スポーツクラブを地域のコミュニケーションメディアとしてとらえ、そのプラットフォームとしてスマートフォンアプリを活用することで、コミュニケーション施策に取り組む。ターゲットやタイミング、配信内容など各種施策を検証することで対象者のニーズを掘り起こし、地域活性化施策の企画立案を目指す。

 NTTデータは、今後、同実証実験によって得られた知見を基に、モバイルアプリケーションを活用した地域コミュニケーションのコンサルティングサービスを企画・開発し、地方創生に貢献していくとしている。

 また、アイリッジは、同社の提供するスマートフォン向けO2Oソリューション「popinfo」のユーザー数が、17年6月に6,500万ユーザーを突破したことも発表した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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