【銘柄フラッシュ】「ヒアリ」対策のフマキラーなど次々上げトレイダーズHDなども急伸

2017年7月5日 16:53

 5日は、サクサホールディングス<6675>(東1)が出入国管理の効率化に向けて「顔認証」の自動化ゲートを導入との報道が連想買いや思惑買いを呼び16.4%高となって東証1部の値上がり率1位。フォーカスシステムズ<4662>(東1)は世界的なサイバー攻撃の再発懸念などに加え、典型的な三角持ち合いを経て再び上げてきたとチャート妙味も言われて14.2%高となり東証1部の値上がり率2位。サニックス<4651>(東1)は「ヒアリ」対策銘柄のひとつとされて12.5%高となり東証1部の値上がり率3位。

 「ヒアリ」対策では、兼松サステック<7961>(東1)も防蟻技術や地盤改良に実績があるとされて6.5%高。アサンテ<6073>(東1)は白蟻防除の大手とあって3.7%高程度だが3日ぶりに高値を更新。フマキラー<4998>(東2)は連日大幅高の7.8%高。ケミプロ化成<4960>(東2)は「ホーム産業事業」に「防蟻施工業者様向け商品」があるとされて7.1%高と大きく出直り、不二サッシ<5940>(東2)も関連製品があるのではとされて10.8%高。東邦金属<5781>(東2)は北朝鮮のミサイル飛来対策銘柄とされ、独自開発のフレキシブルタングステンシートが高温・放射線遮蔽、爆発物飛散防止カーテンなどに使えるとされて一時34.0%高まで上げ大幅続伸。

 インフォテリア<3853>(東マ)は社長が代表を務める一般社団法人ブロックチェーン推進協会が仮想通貨「Zen」を開始とされて急伸しストップ高の24.6%高。比較.com<2477>(東マ)は3日付で複数の宿泊予約サイトを一元管理できる『TEMAIRAZUシリーズ』などで世界有数の宿泊予約サイトAirbnb(エアビーアンドビー、本社・米国サンフランシスコ)と業務提携することが材料視されて3日連続ストップ高の20.1%高。マイネット<3928>(東マ)はブロックチェーンやAI(人工知能)活用ベンチャーのINDETAIL(本社・札幌)との業務提携などが好感されて17.2%高。    トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)は事業子会社のトレイダーズ証券などが仮想通貨に関連する材料を内包かとされてストップ高の37.6%高。ビーマップ<4316>(JQS)はJR東日本企画などとスマートフォン接触認証を応用する新事業などが材料視されて2日連続ストップ高の15.8%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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