【株式市場】NYダウの大幅反発など好感され日経平均は取引開始後に136円高

2017年6月29日 12:00

◆日経平均の前引けは2万238円85銭(108円44銭高)、TOPIXは1624.47ポイント(10.10ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億8707万株

 29日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅反発などが好感されてソニー<6758>(東1)などが上げ、円安基調も手伝ってコマツ<6301>(東1)などのほか鉄鋼株、海運株なども高くなり、日経平均は取引開始後に136円18銭(2万266円59銭)まで上げて大きく反発した。前引けは108円44銭高(2万238円85銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQSDAQ平均も高い。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株が軒並み出直りを強め、欧米での金利上昇傾向を受けて資金運用環境の好転などに期待する動きとなった。ジーンズメイト<7448>(東1)、夢展望<3185>(東マ)はRIZAPグループ<2928>(札幌)が出資する銘柄として思惑が衰えず高値を更新。

 東証1部の出来高概算は9億8707万株、売買代金は1兆2310億円。1部上場2021銘柄のうち、値上がり銘柄数は1390銘柄、値下がり銘柄数は485銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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