法人向けAmazonインセンティブに「プライムギフトコード」追加
2017年6月20日 19:35
Amazon.co.jpは法人向けサービス「Amazonインセンティブ」のラインナップに「Amazonプライムギフトコード」を追加した。
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Amazonインセンティブは、Amazonギフト券を企業の従業員や取引先に贈ったり、キャンペーン賞品に利用できる法人向けサービス。これまではAmazonギフト券だけを扱っていたが、今回、Amazonプライム会員のギフトコードが追加された。これにより、プライム会員の会費をギフトとして贈ることができる。贈られた相手がすでにプライム会員の場合は、期間が1年延長される。通常のAmazonギフト券は、これまで通りプライム会員の会費支払いには利用できない。
今回の追加により、従業員や取引期間の長い顧客などに対する長期間にわたるギフトとして活用が可能になる。特にIT関係の企業ではAmazonの利用率も高く、活用の幅が広い。
Amazonインセンティブは、法人専用のAmazonギフト券販売サービスで、注文や管理をすべてWeb上で行うことができ手数料もかからない。メールでギフトコードだけを送付することもできる。カードタイプを選択すれば、カードの券面にロゴなどを入れてカスタマイズすることもできる。
ただし、Amazonインセンティブでギフト券を購入するには、購入契約の締結が必要になる。また利用できるのは、1回の注文が10万円以上の場合のみ。10万円未満の場合は、一般ユーザー向けのAmazonギフト券を購入することになる。
AmazonプライムはAmazonの有料会員優遇サービス。会費は年額3,900円、もしくは月400円となる。プライム会員は、マーケットプレイス以外の商品の配送が基本的に無料になるのに加え、お急ぎ便やお届け日時指定便も無料で利用できる。
さらにプライム・ビデオ、Prime Music、プライム・フォト、Kindleオーナーズライブラリーなどのデジタルコンテンツなども利用できる。
首都圏では「Prime Now」という急行便や「Amazonフレッシュ」という生鮮品販売サービスも行っている。(記事:成瀬京子・記事一覧を見る)