電子フロンティア財団の「愚かな特許」記事、また裁判沙汰に
2017年4月20日 21:38
あるAnonymous Coward曰く、 電子フロンティア財団(EFF)は毎月、「今月の最も愚かな特許」を認定している。これを巡っては過去にさまざまな騒動があったが(過去記事1、過去記事2)、またこの記事を巡って裁判が発生しているようだ(Courthouse News Service、Ars Technica、Slashdot)。
問題となっているのは2016年6月に選出された、データストレージやその構造をグラフィカルに図示する「仮想キャビネット」特許。オーストラリアの企業「Global Equity Management(SA) 」(以下GEMSA)が提出したものだが、ブログではこれについて「古典的な特許トロール」とこき下ろしている。GEMSA側はこの記事に対して「名誉毀損、虚偽、悪意のある中傷」だとして、EFFに謝罪と撤回を要求、訴訟を起こしている。
オーストラリア裁判所は2016年10月、EFFに対して該当記事の公開を中止するよう命じる差止命令を出した。しかし、EFFはそれを遵守しなかった。2017年1月にはGEMSAの弁護士は記事を削除した上でEFFに750,000ドルを支払うよう要求している。EFFはこちも遵守していない。さらにGEMSA側はオーストラリア裁判所の差止命令を元にして検索エンジンに圧力を掛けて該当記事を表示させないようにするとしている。
EFFによれば、GEMSAはこの特許を元にしてAirbnb、Uber、Netflix、Spotify、eBayを含む37社を訴えているという。
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