【株式市場】中国経済のリスクが言われ日経平均は一時174円安と大幅反落

2017年3月30日 15:46

◆日経平均の終値は1万9063円22銭(154円26銭安)、TOPIXは1527.59ポイント(14.48ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億4941万株、

 30日後場の東京株式市場は、米格付け会社ムーディーズが中国の不動産市況の悪化から受ける金融リスクが高まっているとの見解を提示と伝えられ、ファナック<6954>(東1)が11時頃を高値に午場はダレ模様に転換。日経平均は弱もみ合いの中で14時前から下げ幅を広げ、一時174円00銭安(1万9043円48銭)まで下押して前日比反落となった。前場は高かった東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均なども安い。

 30日は2銘柄が上場し、スシローグローバルホールディングス<3563>(東1)は9時9分に公開価格3600円を4.7%下回る3430円で初値がつき、高値は前場の3575円、終値は3410円。

 ユーザーローカル<3984>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま気配値で上げる場合の本日上限に達し、公開価格2940円の2.3倍の6770円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は18億4941万株(前引けは8億4966万株)、売買代金は2兆606億円(同8815億円)。1部上場2011銘柄のうち、値上がり銘柄数は338(同585)銘柄、値下がり銘柄数は1572(同1274)銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がり業種は、石油・石炭、非鉄金属、鉱業の3業種のみとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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