WikiLeaksがCIAのハッキング手口を多数公開
2017年3月11日 16:52
機密情報暴露サイトWikiLeaksにて、米諜報機関CIAが盗聴や監視などの目的で使っていたハッキングツールやその手口に関する情報が公開され、各所に波紋が広がっている(BBC)。
この情報は「Valut 7」と呼ばれており、公開された情報によるとCIAは様々なハッキングツールを活用していたという。攻撃対象はWindowsやMac OS Xだけでなく、スマートフォンやルーターなどさまざまなものが含まれている。一例として話題になっているのが、SamsungのスマートTV「F8000」シリーズを狙った攻撃だ。攻撃されて悪意のあるプログラムが含まれたスマートTVは、電源をオフにした場合に画面は消えるものの、TV内のプロセッサやマイクなどは活動を続けて音声を録音するという。そして、再びTVの電源がオンになった際にそれらをCIAのサーバーに送信するという。
Androidのゼロデイ脆弱性を使う攻撃ではSamsungやHTC、ソニーの端末がターゲットとされ、メッセージングアプリでやり取りされる情報を暗号化される前に読み取るといった攻撃が行われていたという。iPhoneやiPadについても、ゼロデイ脆弱性を使った攻撃について言及されているという。そのほか車載コンピュータをハックすることも研究されていたようだ。
また、オープンソースのテキストエディタ「Notepad++」も攻撃対象として狙われていたという(窓の杜)。Notepad++には不正なDLLを読み込んでしまう脆弱性があり、これを悪用してあらかじめ改変したDLLをPCにコピーしておくことで、そこに含まれる任意のコードを実行させられる、いわゆる「DLLハイジャック」攻撃を行えるというもの。この問題は3月8日にリリースされたバージョン7.3.3で修正されたという。
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