スター・トレックのファンムービー訴訟が和解、上映30分に短縮で

2017年1月22日 18:53

Axanar ProductionsのAlec Peters氏はは20日、スター・トレックのファンムービー「Star Trek: Axanar」をめぐる訴訟が和解に達したことを発表した(Axanar Productionsのブログ記事[1][2])。 Axanar Productionsはクラウドファンディングによるファンムービー制作の可能性を探るため、Kickstarterで10万ドル以上の資金を調達してショートムービー「Prelude to Axanar」を制作。完成度の高さで注目を集めたことから、Axanar Productionsは長編「Star Trek: Axanar」の制作を目指して100万ドル以上を調達し、昨年1月からの撮影開始を計画していた。しかし、スター・トレック作品の著作権を持つCBS StudiosとParamount Picturesが、無許可の派生作品であるとして損害賠償や作品の制作・公開中止などを求めてAxanar ProductionsとPeters氏を訴えていた。 和解により、Axanar Productionsは「Prelude to Axanar」の公開を継続し、「Star Trek: Axanar」の制作を開始できることになる。ただし、制作・公開できるのは15分のエピソード2本のみ。用意していた脚本は100ページにおよび、映画としては100分の長さに相当するため、大幅なカットが必要になるようだ。それでもPeters氏は「Prelude to Axanar」に続き、クリンゴンとの4年戦争を描く2本のエピソードを制作できることを喜んでいる。 15分のエピソード2本というのは、CBSとParamountが策定したスター・トレックのファンムービーガイドラインの要件を満たす長さだ。完成した作品はYouTubeで広告を付けずに公開するという点もガイドラインの要件を満たす。しかし、資金調達額やスタッフ・出演者などの条件はガイドラインから外れることになる。また、最終的にどのような作品タイトルになるのかは不明だ。Axanar Productionsのブログ記事では「Axanar」とのみ書かれている。 なお、和解の詳細については、出演者やスタッフ、支援者に対し、個別に知らせるとのことだ。

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