JIAは19日引け後、16年12月期業績予想の上方修正を発表

2017年1月20日 09:22

■航空機を対象としたパーツアウト・コンバージョン事業が、当初の計画を上回る

 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>(東マ)は19日引け後、16年12月期業績予想の上方修正を発表した。

 同社は、オペレーティング・リース事業を主力として、環境エネルギーファンド事業、M&Aアドバイザリー事業などの金融ソリューション事業を展開している。さらに航空機を対象としたパーツアウト・コンバージョン事業など、中期成長に向けた事業領域拡大戦略を推進している。

 14年9月に上場している。その当時、白岩直人社長にインタビューした際、最終利益は今後50%増で推移する自信があると発言している。その後の数字を見ると、なるほどと頷ける。

 14年12月の最終利益は前期比122.7%増、15年12月80.6%増と発言通りの好業績を納めている。ちなみに、16年12月期は75.5%増を見込んでいた。

 ところが、16年12月期の最終利益は当初予想を09百万円上回る13億50百万円(前期比76.7%増)に修正した。

 16年12月期連結業績予想は、売上高は前回予想を6億90百万円上回る59億円(前回予想比13.2%増)、営業利益は38百万円上回る24億円(同1.6%増)、経常利益は03百万円上回る22億35百万円(同0.1%増)と上方修正。

 修正の理由として、航空機を対象としたパーツアウト・コンバージョン事業が、当初の計画を上回ったことを挙げている。

 成長の勢いは止まらないことから、株価は、16年4月の年初来高値4310円を意識した動きが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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