スーパーマリオラン、DL数5000万突破、ポケモンGO現象の再来なるか

2017年1月10日 12:04

 先月15日にApp Storeで配信開始した任天堂の新作ゲーム「スーパーマリオラン」のスタートダッシュが好調だ。ダウンロード数は配信開始から4日間で4000万を突破。22日(米時間)には5000万に到達している。140もの国・地域でのApp Store無料ゲームランキングで1位となり、全世界100のApp Storeで収益を上げたゲームトップ10に入ったとのこと。現在、世界150カ国・地域でダウンロードが可能となっているほか、先月29日にはGoogle Play版の予約も開始した。

 同ゲームは画面がオートでスクロールしていく、いわゆる「ランゲーム」で、ジャンプや回転などさまざまな操作はタップのみで行う。一定のステージまでは無料で遊べるが、そこから先をプレイするには1200円支払ってゲームを購入する必要がある。同社はリバイバル商品を市場に投入する姿勢をみせており、ファミコンを小さくして当時の人気ソフトをパッケージングした「ニンテンドウクラシックミニ」が品切れ状態となるほどの人気となっている。また、2017年以降は年に2~3本のモバイルゲームを公開していく計画で、今年公開されるものでは「どうぶつの森」、「ファイアーエンブレム」が有力候補となっている。

 スーパーマリオランは、去年空前のヒット商品となった「ポケモンGO」以降では最初の任天堂系ゲームなだけに注目度は高い。ただし、同ゲームがユーザーの期待値を超えるかについては疑問の声もある。同ゲームではシンプルな操作でゲームが進行するといった点はポケモンGOと共通だが、ステージクリアの難易度はそれなりに高く、ポケモンGOのようなソーシャル性もない。なにより一定のステージを超えると1200円もの課金が発生するというハードルは高い。追加課金が必要ないことが強調されているが、この点も少額アイテムの購入が選択肢として用意されているポケモンGOとの違いだ。

 同社は長らくゲーム機本体とソフトのセットで収益を上げる方針を貫いていたが、近年のスマホゲーム市場の急拡大に圧され、ポケモンGOからはスマホゲーム市場にも参入。ニンテンドースイッチなどゲーム機本体の販売も継続することで、減収減益からの巻き返しを図る。(編集担当:久保田雄城)

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