サンコーテクノが東京五輪に向けた建設需要など意識され急伸

2017年1月4日 11:57

■トランプ氏のインフラ整備政策も念頭先々への期待を映す

 建設用の後施工アンカー最大手サンコーテクノ<3435>(東2・売買単位100株)は1月4日、急伸となり、朝方に7%高の773円(49円高)まで上げて10時30分を過ぎても750円前後で推移。出来高はすでに前取引日を上回り活況となっている。

 今年、2017年は、3年後の東京五輪に向けた各競技場の建設が本格化する上、米トランプ次期大統領は道路や橋などの社会インフラ整備に積極姿勢を示しているため、今年の活躍銘柄と見て注目する動きがあるようだ。17年3月期の業績は営業減益などを見込むが、株価は昨年11月から回復基調を見せており、先々への期待を投影し始めてきた様子がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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