ダークマターを否定する「エントロピック重力理論」の可能性

2016年12月26日 17:39

あるAnonymous Coward曰く、 銀河の質量と重力の矛盾を解消する答えとしてダークマターの存在が提唱されているが、ダークマター無しの別解を提唱する「エントロピック重力理論(ヴァーリンデ理論)」というものもあり、宇宙における重力分布の測定データを分析した結果、理論と一致する結果が得られたという(マイナビニュース)。

 この発表を行ったのは、オランダのライデン天文台らの研究チーム。エントロピック重力理論は2010年にオランダの理論物理学者エリック・ヴァーリンデ教授が発表した理論で、重力は自然界の4つの基本的な力の1つではなく、「物体の位置に関する情報量の変化によって生じるエントロピー的な力」であるとするものだという。この理論を用いると、ダークマターの存在を無理やり仮定せずとも「銀河の回転速度問題」といった未解決の問題を導出することができ、予測値と実際の観測結果も一致しているという。

 アレゲネタなような気がするが、タレこみ子の頭では全然理解が追い付かないので、誰か補足してください……。

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