18日の香港市場概況:ハンセン3日ぶり反発、証券株はさえない
2016年11月18日 19:13
*19:13JST 18日の香港市場概況:ハンセン3日ぶり反発、証券株はさえない
18日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比81.33ポイント(0.37%)高の22344.21ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が22.77ポイント(0.24%)高の9349.31ポイントと3日ぶりにそろって反発した。売買代金は558億6700万香港ドル(17日は622億9200万香港ドル)に細っている。
昨夜の米株高が追い風。米住宅着工件数の伸び、米新規失業保険申請件数(週間)の減少が明らかとなるなか、米景気の上向きが連想された。ただ、米金利の上昇基調は不安要因。マイナス圏で推移する場面もみられた。
ハンセン指数の構成銘柄では、香港最大手商社の利豊(リー&フン:494/HK)が4.2%高と上げが目立った。同社の販売動向は、米向けが全体の6割を占めている。対米輸出の多い電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ:2018/HK)も2.5%値上がりした。人民元安が進むなか、為替差益の上積みも期待されている。大手ブローカーの投資判断引き上げなども支援材料だ。ブローカーの強気見通しを同じく好感し、通信キャリア大手の中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)も3.9%上昇している。
中国自動車セクターも物色される。吉利汽車HD(175/HK)が6.8%高、広州汽車集団(2238/HK)が3.9%高、長城汽車(2333/HK)が2.5%高、華晨中国汽車HD(ブリリアンス・チャイナ:1114/HK)と比亜迪(BYD:1211/HK)がそろって1.6%高と値を上げた。
半面、中国証券セクターはさえない。広発証券(1776/HK)が1.5%安、海通証券(6837/HK)が1.4%安、中信証券(6030/HK)が1.0%安、中国銀河証券(6881/HK)が0.7%安、華泰証券(HTSC:6886/HK)が0.4%安で引けた。11月21日の取引開始が有力視されていた深セン・香港間「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)について、スタート日が12月に先送りされる可能性が浮上したことを嫌気。報道によれば、準備の上で問題はないものの、中国側の最終的なゴーサインがまだ出ないという。
【亜州IR】《WA》