火星への有人探査で宇宙飛行士が放射線被曝により認知機能に障害を起こす可能性
2016年10月14日 16:42
あるAnonymous Coward 曰く、 有人火星探査に関しては過熱気味の競争が行われているが、「火星の有人探査はガンだけでなく脳へのダメージも想定される」という気になる研究が発表された(sorae.jp、NBC、nature、Slashdot)。
カリフォルニア大学が行った研究では、げっ歯類の動物を荷電粒子(電荷を帯びた粒子)に晒すという実験が行われた。その結果、実験動物からは脳へのダメージ、神経系の炎症、記憶障害など、さまざまな症状が見られたとしている。
研究チームのカリフォルニア大学のCharles Limoli教授は、「荷電粒子が飛び交う環境にさらされることで中枢神経系に混乱が起き、活動性の低下や記憶障害、不安、憂うつ、判断力の低下が引き起こされる可能性がある」としており、高度な判断力が求められる火星や月面探査のような長期間の宇宙開拓では大きな問題となるとみられている。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 火星
関連ストーリー: NASA曰く、「日本は有人火星探査に消極的」 2016年05月09日 SpaceX、2018年の民間火星探査実施を発表 2016年05月02日 火星までの有人飛行を1か月に短縮できるという「レーザー推進」 2016年03月01日 NASAの火星探査計画は現実味が足りない? 2016年02月09日
関連記事
最新記事
- Claudeで再び大規模システム障害が発生、米国で報告8000件超──IPOを控えるAnthropicにインフラの懸念
- 【米Amazonプライムデー】Surface Laptop 7とM5搭載MacBook Airが過去最安値を記録、メモリ高騰前の今が買い時か
- Linux 7.2に「USB4STREAM」がマージ、ネットワーク設定なしで最大80Gbpsの直接データ転送が可能に
- 1ラックでTOP500級の性能、NVIDIAが「Vera Rubin」を科学計算向けに正式発表 欧州23カ国で35システムが始動
- NYSE親会社ICEとOKXが合弁会社「OKXICE」設立へ、上場株式のブロックチェーン取引を目指す