講談社、Kindle Unlimited配信作品の一方的な配信停止に対しAmazonに抗議
2016年10月4日 16:16
あるAnonymous Coward 曰く、 8月3日に開始されたAmazon.co.jpの電子書籍定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」だが、その後当初読み放題対象だった書籍・雑誌の一部が対象外になるという事態が発生した。その後Amazon側からの発表等はないものの、想定を上回る利用のためAmazon側の予算が不足したためにAmazonが人気の本の一部を対象外にしたという話が出ていたのだが、どうやらこれは事実だったようで、10月3日付けで講談社がAmazonによる一方的な配信停止に対し抗議するプレスリリース(PDF)を発表している。
これによると、講談社は1000以上のタイトルをKindle Unlimitedに提供したが、Amazon側の一方的な事情で、講談社側に連絡を行うことなしに一部の配信が停止されたという。さらに9月30日以降、Amazonは講談社の提供する1000以上のタイトル全てを一方的にサービス対象から外したという。講談社はこれに対し「遺憾の意」を示しており、かつ強く抗議を行っている。
朝日新聞によると、講談社だけでなく光文社の全タイトルもサービス対象から外れたそうだ。また、Amazonは一部出版社に対しては年内限定で規定以上の支払いを行う契約を行っていたそうだが、9月でこの上乗せをやめ、了解が得られない場合は人気タイトルをラインアップから外すという通告も行っていたという。
スラドのコメントを読む | ビジネス | 書籍
関連ストーリー: Kindle Unlimtedにマンガを提供していた漫画家ら、月100万円以上の収益があったことを明かす 2016年09月20日 Kindle Unlimitedで一部の書籍が対象外になったのは「人気の出過ぎによる予算不足」が原因? 2016年08月31日 Kindle Unlimited、公開当初読み放題対象だった書籍・雑誌の一部が対象外に 2016年08月15日 Amazon、電子書籍定額読み放題サービスを日本でも開始 2016年08月03日
関連記事
最新記事
- NVIDIAら、実機ロボットの研究開発を完全自動化するフレームワーク「ENPIRE」発表―AIが検証からコード修正まで実行
- Z.aiが「GLM-5.2」のオープンウェイトを公開、性能はClaude Opusに迫るもAPI経由のデータ送信に中国法上のリスク指摘
- 【内部リーク】Metaが数千人の技術者をAI訓練用のデータ作成に投入、社内からは「強制収容所」と自虐する不満が噴出
- 『R-Type Tactics I・II Cosmos』が6プラットフォームで海外発売へ―幻のPSP続編が16年越しに初の英語化
- ChatGPTのシェアが初の50%割れ、GeminiとClaudeが猛追――Sensor Tower調査