夏目漱石のアンドロイド、製作へ
2016年6月9日 10:40
northern 曰く、 今年は夏目漱石の没後100年だそうだが、学校法人二松学舎が創立140周年を記念し、二松学舎の前身である「漢学塾」で学んだ漱石のアンドロイドを製作すると発表した(朝日新聞)。
朝日新聞社所蔵の漱石のデスマスクや写真を元に年末までの完成を目指すとのこと。音声は孫の夏目房之介さんの声を収録・解析して作り出すそうだ。
製作にはタレントのマツコ・デラックス氏の姿を模したアンドロイドや人間国宝にも認定された落語家の桂米朝氏を模したアンドロイドの開発を行った大阪大学の石黒浩教授が参加。晩年の夏目漱石を椅子に座った姿で再現し、顔を含め全身44か所にアクチュエーターを入れ「人間に近い動き」を目指すという。
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