錢高組はリニア中央新幹線の大阪延伸前倒しなど好感し出直り強める

2016年5月26日 10:19

■今期は大幅減益見通しだが株価は消化進む

 錢高組<1811>(東1・売買単位千株)は26日、一段と出直りを強める始まりとなり、10時にかけては5%高の441円(22円高)前後で推移して5日続伸基調となっている。大阪本社のため、リニア中央新幹線の大阪までの延伸を最大8年短縮する構想が伝えられ、期待が広がった。

 前期決算発表時に今期・2017年3月期の見通しを営業利益69%減などとしたため、株価は発表当日の5月12日に急落したが、発表前の水準である460円(5月11日終値)を回復すれば業績動向は消化されたことになるとして注目されている。

 なお、同社は「寶永2年(1705年)9月に、業祖・錢高林右衛門により創業され、平成27年9月に創業310周年」を迎えたため、2016年3月期末に記念配当3円を実施した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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