低コストで麻酔薬を投与できるロボット、普及せずに終了へ

2016年4月4日 21:27

 米ジョンソン・エンド・ジョンソンが麻酔薬投与ロボット「Sedasys」の製造・販売を終了すると発表したそうだ(Engadget JapaneseWall Street Journal)。

 Medtec Japan Onlineによると、例えば大腸内視鏡検査の場合、麻酔科医に頼むと2000ドル程度かかる麻酔コストが、Sedasysを導入すると150~200ドル程度で済むという。しかし、米麻酔医学会はその危険性を主張し、麻酔科医は必須だとしていた。そのためか、Sedasysを導入する病院はほとんどなかったという。

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