ソフトバンク、新たな価値の創出を目指し協業する国内外8社を発表

2016年3月19日 06:12

 ソフトバンクは18日、第1回「SoftBank Innovation Program」の1次選考の結果を発表、今後、国内外の企業8社と協業して、5つの案件でテストマーケティングを実施する。

 このプログラムの目的は、世界中から募集した革新的なソリューションや技術と、ソフトバンクが持つリソースを組み合わせて、新たな価値の創出を目指そうというもの。「スマートホーム」「コネクテッド・ビークル」「デジタルマーケティング」「ヘルスケア」の4つのテーマで募集された。応募総数173件のなかから「スマートホーム」「コネクテッド・ビークル」「デジタルマーケティング」の3つのテーマで、5つの案件の商用化が検討されることになった。

 選ばれた8社は、「リノベる(東京都)」「KAMARQ HOLDINGS(シンガポール)」「アッサアブロイジャパン(東京都)」「MoBagel(米国)」「Urban Engines(米国)」、「Drivemode(米国)」「BuzzElement(マレーシア)」「マイクロストラテジー・ジャパン(東京都)」

 テストマーケティングが行われる5案件の概要は、IoTデバイス、サービスを顧客のライフスタイルに合わせて提案し、実体験の場を提供する「スマートホーム×リノベーション」。OA機器や家電のビッグデータを解析し、故障予測などのタイミングを可視化する「OA機器・家電×ビッグデータ」。都市交通のさまざまな移動データをリアルタイムに可視化・分析・予測できるエンジンを提供する「都市交通×ビッグデータ」。スマートフォンを活用した付加価値サービスを提供する「スマートフォン×車」。および、時間と場所を限定した情報配信と事前決済を活用した店舗内オペレーションの改善および来店者情報の可視化を行う「スマートフォン×事前決済」。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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