11日のNYダウ急落254ドル安、昨年8月の6日連続安に続く5連続安、年足チャートが調整入りの展開

2016年2月12日 08:45

 2月11日(木)は、日本市場は休みだったが、NYダウは終値で254ドル安の1万5660ドルと大きく下げ5営業日連続安となった。昨年8月18日からの6営業日連続安に続くもので、今回の5日間合計下げ幅は約750ドルと昨年当時の約1870ドルに比べると小さい。

 NYダウの年足、月足、週足、日足が全て下降トレンドとなり、とくに、年足が下げとなったことはオバマ政権下で上げてきた相場に対する調整といえるようだ。「年末足」で捉えると、2008年末の8776ドルから昨年末の1万7823ドルまで9047ドル上昇となっており、上げ幅の3分の1押しは1万4810円前後となる。

 ただ、日足ベースでは、下値のフシだった去る1月20日の1万5766ドルを下回ってきたことで短期売り一巡が近いとみられ、リバウンドのタイミングが近づいているようだ。

 ドルは112円前半、原油は27ドル残藩。NN倍率は日本休場で」なし。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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