米カリフォルニア州の小学生、DNA情報を理由に強制的に退学させられる

2016年2月4日 21:59

あるAnonymous Coward 曰く、 米カリフォルニア州の小学校で、遺伝子性疾患の1つである嚢胞性線維症の原因となる遺伝子マーカーを持っているという理由で生徒が強制的に別の学校に転校させられるという事案が発生したそうだ(らばQWIREDReddit)。

 米カリフォルニア州では、遺伝子性の肺疾患を持つ子供は伝染性の感染症にかかりやすいことから、お互いに近づいてはいけない、というルールがあるとのこと。問題の舞台となった小学校にはすでに嚢胞性線維症を煩う2人の兄弟が通っており、その両親がChadamさんの転校を要求したという。しかし、強制的な退学を言い渡されたColman Chadamさんは嚢胞性線維症を発症させる可能性のある遺伝子マーカーを持っているものの、実際には発症していないという。

 そのため両親は「遺伝子的な差別を受けた」として学校らに対し訴訟を起こしたという。この訴訟は遺伝子を原因として差別を受けたことに対する訴訟として注目されているそうだ。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 法廷 | バイオテック | サイエンス | 医療 | 教育

 関連ストーリー: DNA検査のために収集した遺伝子情報を使って広告を出す試みが行われている? 2015年09月14日 「3人の親」の遺伝子を受け継ぐ体外受精新技術、英国で認可について審議中 2015年02月26日 「極端にフレンドリー」になるという遺伝子疾患「ウィリアムズ症候群」 2012年08月21日 遺伝子治療をめぐる倫理問題? 2010年03月31日

関連記事

最新記事