カシオ、Android Wear搭載スマートウオッチ「WSD-F10」を発表
2016年1月11日 16:15
あるAnonymous Coward 曰く、 カシオは6日、国内大手腕時計メーカーでは初のスマートウオッチ「WSD-F10」を発表した(ニュースリリース[1]、[2]、ガジェット通信の記事、ケータイWatchの記事)。 OSはAndroid Wearで、カラーとモノクロ2層構造の液晶ディスプレイを搭載。通常使用でのバッテリー持続時間は約1日以上だが、スマートウオッチとしての機能をオフにし、モノクロ液晶で時刻のみを表示する「タイムピースモード」では約1か月以上となる。アウトドア向けに5気圧防水、MIL-STD-810G準拠となっており、トレッキングや雨量情報、フィットネスなどのアプリがプリインストールされている。同社のデジタルカメラ「EXILIM Outdoor Recorder EX-FR100」との連携も可能だ。カラーバリエーションはオレンジ/レッド/グリーン/ブラックの4色で、ウオッチフェイスは19種類用意される。発売時期は3月下旬で、希望小売価格は税抜き7万円。 実用性を重視する国内メーカーから出てきたことで、ようやく実用に耐えるスマートウオッチが出てきたといえるかもしれない。他の国内メーカーにも期待したいものだ。
対応スマートフォンOSはAndroid 4.3以上またはiOS 8.3以上(iPhone 5以降)。ただし、iOSの場合は利用できる機能に一部制限があるとのことだ。本体サイズは61.7×56.4×15.7mm、重量はバンド込み約93g。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | モバイル | ハードウェア | iOS | Android
関連ストーリー: タグ・ホイヤーの高級スマートウォッチ、売れ行きは好調 2015年12月09日 腕時計の裏蓋に貼り付けてスマートウォッチ化する「Chronos」 2015年11月11日 Microsoft、ウェアラブル端末「Microsoft Band 2」を発表 2015年10月13日 iPhone向けのAndroid Wearアプリがリリース 2015年09月02日 ソニー、アナログ腕時計型ウェアラブルデバイスのクラウドファンディングを開始 2015年09月01日 Swatch、「One more thing」を商標登録 2015年08月24日 カシオの最新関数電卓「CLASSWIZ」がすごい 2015年06月15日 Swatch共同発明者予測、Apple Watchはスイスの時計産業に氷河期をもたらす 2015年03月15日 Apple Watch、4月24日に発売決定、価格は4万2800~218万円 2015年03月10日 単体でスマートフォンとほぼ同じ機能を備えるスマートウォッチ登場 2015年03月02日 Intel、ブレスレット型端末「MICA」を正式発表 2014年11月19日 腕時計メーカーはスマートウォッチに興味なし? 2014年04月29日 iPhone対応G-SHOCK、ついに登場 2012年09月06日 米軍曰く「カシオのデジタル腕時計『F91W』を持っている人はテロリストだ」 2011年05月02日