世界最大の望遠鏡TMT、ハワイ州最高裁が建設許可を無効に
2015年12月7日 20:12
あるAnonymous Coward 曰く、 日米など5カ国が米ハワイ島マウナケア山頂付近に建設する望遠鏡「Thirty Meter Telescope(TMT)」に対し、ハワイ州最高裁は建設許可を無効にすると決定した(毎日新聞)。
TMTの口径は30mで、完成すれば世界最大の望遠鏡になる。今年3月末に本格工事が始まったが、直後に「山頂付近は神聖な場所」とする反対住民らの抗議活動で作業が中断していた。
反対意見がある場合は事前に公聴会を開くべきだったのに、実際に開催されたのは許可を出した後だったことなどが取り消しの理由だとしている。今後建設予定地を所有するハワイ大学が建設許可を再申請すると見られるが、その後の手続きにどのくらいの時間がかかるのかは不明。TMTは2024年の稼働を目指していたが、大幅に遅れる可能性が出てきている。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 宇宙 | アメリカ合衆国
関連ストーリー: 建設中断が続くハワイ・マウナケア山頂の30メートル望遠鏡 2015年06月28日 ハワイ人問題事務局、30メートル望遠鏡への建設支持を取り消し 2015年05月05日 史上最大の望遠鏡「TMT」建設へ 2013年07月03日
関連記事
最新記事
- DeepSeek、初の外部調達で最大590億ドル評価額を検討中と報道——安価なAIが「資金力」を得ても残る3つの課題
- AnthropicがClaude Codeスキルの社内活用法を公開——実証済み9分類と「検証が最重要」の根拠
- Gemini 3.5 Pro、200万トークンのコンテキストウィンドウと「Deep Think」推論モードを搭載へ─6月中のリリース目指す
- SiriKitが正式に非推奨へ、App IntentsがSiri連携の必須基盤に——開発者に2〜3年の移行猶予【WWDC 2026】
- ソフトバンク、フランスで最大13.8兆円のAIデータセンター投資——原子力電力を武器に欧州最大規模の建設へ