マツダがVW車の代替購入車種豊富との見方で一段高

2015年10月9日 13:12

 マツダ<7261>(東1・売買単位100株)は後場一段強い展開となり、7%高の2308.5円(151.0円高)まで上げて9月以降の回復相場の高値に進んだ。為替の円安基調に加え、独フォルクスワーゲン(VW)車に対する評判がディーゼル排ガス不正問題の影響で国際的に厳しくなる様子がある中で、最近はネット上でも、VWの「ポロ」とよく比較される車はマツダの「アクセラスポーツ」「デミオ」、などと代替購入する場合の比較が行われ、代替車種が豊富との見方が出ていることに注目する様子もある。

 後場は甘利経済再生相が景気や企業の設備投資について「計画倒れにならないようにしっかり背中を押していきたい」などと語ったと伝わり、株価指数先物が上げて主要銘柄に機械的な裁定買いが入ったとの見方も出ている。日経平均は13時にかけて一段高となり、259円85銭高の1万8401円02銭まで上げている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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