全国保証 Research Memo(2):住宅ローン向け保証業務に特化、精緻な与信管理に強み
2015年10月1日 16:02
*16:02JST 全国保証 Research Memo(2):住宅ローン向け保証業務に特化、精緻な与信管理に強み
■企業概要
(1)事業内容
全国保証<7164>は、独立系の信用保証会社の最大手である。銀行や信用金庫、信用組合など全業態の金融機関との提携による住宅ローン向け保証業務を柱とし、沖縄を除く全国に展開している。住宅ローン向けの保証業務に特化することで、関連するデータやノウハウの蓄積を図り、迅速かつ精度の高い審査能力やリスク・リターンに見合った適正な料率設定などによる精緻な与信管理に強みがある。外部保証を活用することによる業務の効率化や与信管理の強化を目指す提携金融機関の拡大とともに、同社の業績も順調に拡大してきた。2015年3月期末現在の保証債務残高は9兆1,597億円、提携金融機関数は709機関に上る。
約180兆円の規模を誇る住宅ローン市場においては約5.0%のシェアにすぎないが、住宅ローン向けの保証業務に特化した独自のポジショニングによりシェア拡大の余地は大きい。また、日本の住宅政策を支える役割を担うことにおいて社会的貢献度が高い事業とみることができる。
事業セグメントは、「信用保証事業」の単一であるが、中核となる住宅ローン向けの保証業務に加えて、2015年3月期からはカードローン保証も開始している。なお、提携金融機関の内訳は、銀行が81、信用金庫が254、信用組合が102、JAが248、JF・その他が24となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《HN》
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