【銘柄フラッシュ】上場3日目のベステラが連日ストップ高となりソフトバンクGは週明け注目

2015年9月4日 16:51

 4日は、セイコーホールディングス<8050>(東1)がクレディ・スイス証券による投資判断の開始などを好感して5.3%高と出直りを強め、福田組<1899>(東1)は8月中下旬の下げを一気に奪回して上値を追うためテクニカル重視派などがトレンドに崩れなしと注目する様子で3.2%高。オービックビジネスコンサルタント<4733>(東1)はマイナンバー制度に期待再燃し5.3%高と出直りを拡大。くらコーポレーション<2695>(東1)は3日発表の四半期決算などが好感されて5.4%高となり8月21日以来の3500円台回復となった。

 一方、ソフトバンクグループ<9984>(東1)はバークレイズ証券による目標株価の引き下げを受けて4.1%安となり、1年半以上続いたモミ合いを割り込んだため週明けの展開が注目されている。

 クボテック<7709>(東1)は古河電気工業<5801>(東1)の昨日の「次世代フライホイール蓄電システム」に関連することなどが言われて2日連続ストップ高の21.1%高となり東証1部の値上がり率トップ。マーベラス<7844>(東1)は自社株買いが好感されて6.9%高となり、上場投信を除くと東証1部の値上がり率2位。

 ネプロジャパン<9421>(JQS)は主要取引先のスクウェア・エニックスが3日付で新ゲームの配信開始を発表するなど動向が活発のため期待され22.5%ストップ高。santec<6777>(JQS)は昨日に続いて光源技術を応用した医療機器への進出などが好感されて9.3%高と大幅続伸、テクノホライゾン・ホールディングス<6629>(JQS)はクラウド利用の家庭用監視カメラなどが期待されて一時25.5%ストップ高まで上げて大引けは6.1%高。メディアシーク<4824>(東マ)は決算見通しの増額などが好感されて20.0%ストップ高となり、東証マザーズ214銘柄の中で高い銘柄が6個にとどまった中で値上がり率トップ。上場3日目のベステラ<1433>(東マ・売買単位100株)は3日連続ストップ高の15.6%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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