13日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続伸、中国貿易統計の改善、ギリシャ合意を好感
2015年7月13日 18:30
*18:30JST 13日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続伸、中国貿易統計の改善、ギリシャ合意を好感
13日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比322.73ポイント(1.30%)高の25224.01ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が145.28ポイント(1.23%)高の12003.83ポイントと、そろって3日続伸した。売買代金は1368億200万香港ドルにやや細っている(10日は1802億2200万香港ドル)。
内外環境の改善で投資家のセンチメントが一段と上向く。取引時間中に公表された6月・中国貿易統計で、輸出入が予想以上に改善したことが好感された。輸出は2.1%増(予想は1.2%増、前月は2.8%減)、輸入は6.7%減(同16.2%減、同18.1%減)となっている。また、長引いているギリシャの金融支援問題に関し、「ユーロ圏首脳会議は全会一致でギリシャ支援に合意」と報じられたことも追い風となった。
ハンセン指数の構成銘柄では、マカオのカジノ株が急伸。金沙中国(1928/HK)が4.7%高、銀河娯楽集団(:27/HK)が4.0%高で引けた。マカオ政府が域内カジノの完全禁煙化を見直すもようと報じられたことが手がかり。マカオでは6月末までに、カジノの完全禁煙化に向けた関連条例の改定作業が終了し、全てのフロア(一般、VIP)が禁煙化する見通しだったが、一部ではカジノ売上高が減少するとして反対する声が強まっていた。
貿易関連の銘柄もしっかり。港湾の中遠太平洋(1199/HK)が2.8%高、海運の中外運航運(368/HK)が4.3%高、同じく海運の中国遠洋HD(1919/HK)が3.7%高で引けた。
インフラ関連株の物色も続く。ゼネコンの中国中鉄(390/HK)と中国鉄建(1186/HK)、中国交通建設(1800/HK)がそろって3.2%高、発電設備の上海電気集団(2727/HK)が6.3%高、東方電気(1072/HK)が3.2%高とそれぞれ続伸した。
【亜州IR】《SY》