2万円の大台回復も中国株式次第か、明確な反転は見極めが必要/ランチタイムコメント
2015年7月13日 12:01
*12:01JST 2万円の大台回復も中国株式次第か、明確な反転は見極めが必要
日経平均は大幅に反発。231.44円高の20011.27円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えた。ザラバベースでは3営業日ぶりに2万円の大台を回復した。
先週末の欧米市場の上昇の流れを引き継ぐ格好から、買い先行で始まっている。しかし、ギリシャ支援協議に向けた話し合いは、ギリシャが改革案の内容を今月15日までに法制化することなどが伝えられており、先送りされた格好。そのため、大阪225先物の寄り付きは19950円と、シカゴ先物清算値(20085円)には届かず。
その後はこう着感の強い展開が続く中、上海指数が続伸で始まったことを受けて、2万円の大台を回復する展開に。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは電力ガス、水産農林、空運、陸運、保険が2%を超える上昇。一方で、鉱業が唯一マイナスとなった。
日経平均採用銘柄は200銘柄以上が上昇し、且つ、先週末に大きく下げていたファーストリテ<9983>が強い値動きをみせており、日経平均をけん引する格好である。節目の2万円を回復したが、5日線やボリンジャーバンドの-1σ、一目均衡表での基準線レベルでの攻防である。一目均衡表では雲(19790円-20230円辺り)の中での推移であり、方向感が掴みづらいだろう。まずは、2万円処での底堅さをみせたいところ。
また、個別でみると、全般堅調ながらも、先週の下げに対する自律反発の域である。ファーストリテ<9983>も先週末の安値圏での推移で25日線を挟んでの攻防である。ボトム形成からの反転とみるには、もうしばらく見極めが必要なところであろう。(村瀬智一)《AK》