相場に不透明感、米国上場の中国企業に売りも

2015年7月8日 19:05


*19:05JST 相場に不透明感、米国上場の中国企業に売りも
 7日のNY市場は上昇。ギリシャの債務問題への先行き不透明感は強いものの、再び協議の場についたことで進展期待などもあり、NYダウ、ナスダックともに上昇。ダウ平均は93.33ドル高の17776.91、ナスダックは5.52ポイント高の4997.46。

 欧州は全般上昇して始まっている。ユーロ圏各国はギリシャ政府に対し、支援を行う前提となる構造改革案を9日までに提出するよう求めた。この新たな提案の提出を受けて、12日に相次いで会議を開き、提案の内容を精査したうえで対応を協議する。一先ず12日までは小康状態との見方などもあり、買戻しの流れが先行している。

 一方で、グローベックスでは米株先物は軟調に推移しており、NYダウで160ドル安程度の下げを織り込んで推移している。ギリシャは小康状態が見込まれるものの、中国の下落影響が警戒されているようである。既に米国に上場しているアリババが安値を更新するなど、中国の下落が波及している。中国では当局の相次ぐ株価浮上策、4割の銘柄が売買停止となるなど市場価格形成の歪みなど、市場として機能していないとの見方に。売買停止によって売れない中で、米国上場の中国企業への売りが強まる格好。資金流出への思惑から不動産などにも影響を与える可能性もあり、不透明感の強い相場展開になりそうだ。《FA》

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